2019年12月24日火曜日

ストレスって悪者じゃない

せれくとの社内研修でのこと。

「ストレスは成長のために必要なものです」

と言われたんです。そのときの私の率直な反応は
(あ~、やっぱりキタ)
でした。かるく身構えましたね。
だってこれ、言葉だけ取り上げると、
社員をストレス耐性高めに教育するゴリゴリの
体育会系ブラック企業の文言に見えますもん(笑)

ギチギチに詰めて耐えさせて「あれに比べれば今はラク」って
言える猛者を育てる、みたいな人材育成を昔はよく聞きました。
特にバブル期なんかは、そういう追い込み系の研修を
請け負うコンサルタントがめちゃくちゃ流行ったように思います。
みんなで叫んだり歌ったり、自分のダメなところを泣きながら発表したり・・・
洗脳ですよね。人の言いなりになるのが大っ嫌いな私が、
絶対に近寄らないでいた世界です。

で、せれくと。
(どうなん? 大丈夫なん?)
って思いながら聞いていると、なんと脳科学の話が始まったではありませんか。
てっきり理不尽な根性論が展開されると思っていた私。
扁桃体とか側坐核とか、聴いたことのないワードに妙に説得されてしまいました。
これ、作戦にまんまとハマったってことなのかな?

まあ、でも”理系くん”だった私にしてみたら、
オカルトチックな精神論を振りかざされるよりは
「生物学的な構造上、こういうもんだから仕方ない」という説明は
納得しやすかったです。
私が心理学を学んでいたことも少しは役に立ったかもしれません。
ただ木元に言わせると「大学で教えている心理学は古い」らしく、
「数か月サイクルで最新版を勉強していかないと意味がない」とのこと。
う~ん、なかなか手強いぞ、せれくと。

ストレスを有益ストレスか有害ストレスにするかは、自分次第。

そんなことを学びつつ、このエピソードは、
「せれくとが根性論や精神論で強引に洗脳していく集団ではない」
ってことを確信した場のひとつ、でした。

私の中にあったせれくとに対する「うさんくささ」は
こんなふうに、徐々に、徐々に、消えていくのでした。

以上です♪

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