2020年8月6日木曜日

ねじ伏せる

私が地元・大分以外で唯一生活した第2のふるさと、広島。
今日、祈りの日を迎えました。

75年前の朝。
その爆弾は一瞬で最大の暴力を行使しヒロシマを破壊しました。



子どもの頃からビビリな私は、喧嘩も弱く、暴力沙汰が大の苦手。

高校2年の夏、訳も分からず二人組に絡まれたことがありました。
眼鏡も吹っ飛ばされたド近眼の私は成す術なく、
亀のように地面にうずくまり、ひたすら蹴られ続けました。
蹴られながら「これ、いつまで続くんかなー」
「いてーなー」「でも死ぬほどのことはないなー」などと考えていました。
やり返そうとは思えませんでした。怖くて完全に屈していました。

世の中、暴力・武力に限らず、カネ、地位、権力などを振りかざして
恫喝するというチカラの行使もまだまだ横行しています。

映画、ドラマ、アニメ、小説などでも、
「強きが弱きを制する」という構図があふれています。

あのアンパンマンですら、ばいきんまんを対話で説得することはできず、
最後はアンパンチで排除して一件落着ですから(笑)

人間はいつまでたっても、チカラによる解決を手放せずにいます。


難しいですね。


あの夏、蹴られまくった私は、いまだに弱っちぃままです。
同じような場面に遭遇したら、また成す術なく・・・になるのかな。


なにもかもが対話によって分かりあえる。
そんな理想の世界がいつか手に入るといいな、と思いつつ、
自分が生きているあいだには到底そんな人類にはならんだろうという確信もある。

ただ、だからこそ自分は、

相手の意に反して「ねじ伏せる」という結果を招くことだけは避けたい

と思っています。


しっかり対話。分かり合える努力をする。
分かりあえなければ、袂を分かつ。

かな?


人間も生態系の一部。コロナ禍で再確認できたはず。

8月6日、祈りの日。
人間同士が互いに向ける「くだらないチカラ」が
もっともっと良い方向に使われるエネルギーとなりますように、

祈ります。




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2020年8月5日水曜日

接触頻度

せれくとの事務所の壁には「基礎知識」のスライドを印刷した
A4用紙がたくさん貼られています。

それとは別にホワイトボードにも、いろんなグラフやマトリクス、
標語ちっくなものが書かれているんですが、

入社当時にいちばん目を引いたのが、
赤マーカーでホワイトボードの上部にかいてあった

接触頻度No.1

という文字でした。

※ちなみにこのホワイトボード、壁一面を加工して、どでかい一枚に作ってあります
 だから上部に書いてある一行は事務所のどこからでも見えるんです

飲食業だったころは意識したこともなかった言葉。接触頻度。

なぜ意識してなかったかって、飲食店ではお客様と接触するのがそもそも前提だし、
「接触頻度を測る」は「来店されるお客様の数」を追うことと同じだって思ってたから。

※いま書いてて「自分アホやなぁ。来店以外にも
 接触頻度あげるとこあるで」~って思った(苦笑)
 DMとかチラシ配ったりとか、弁当の配達とか、イベント出店とか

とにかく「接触頻度」てワードが妙に自分に訴えてきたんですよ。

んで、さっきひとつミーティング(オンライン)が終わってあらためて思ったんです。

「接触頻度って大事だな~」って

遠距離恋愛が破綻する(きらっちは経験アリ)みたいもんで、
接触頻度が低いと、どんどん存在が遠く、薄くなっていく。
情報が共有できないことで誤解も生まれる。さらに修復のチャンスも逃す。

逆に、よく会う、よく目に入る、よく聞く、よくメッセージが届く、などなど
接触頻度が高いということは関係性を良くするためには欠かせないし、
新たな興味関心を喚起することにもつながる。

「接触」というと、どうしても「対面する」ことを念頭に置きがち。
そんな当たり前のことを当たり前にしづらくなったコロナ禍。

でも、例えばこのブログのように発信することも、私と世の中の接触です。
電話する。メールを送る。SNSでつながる。発信する。
ひと昔と違って、大人数でのテレビ会議がふつう行われる便利な世の中。
第2波が取り沙汰される昨今ですが、
リモートワークなどが増えた今だからこそ、
接触頻度を再確認して取り組みたいです。

想いを発信し届けることをじゃんじゃんやっていきます!!

今日はここまで!
いつも読んでいただき、ありがとうございます。


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  本日のゲスト:株式会社エント・岡野涼子さん
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2020年8月4日火曜日

セミナーあれこれ

セミナーという言葉が苦手です。

研修や講演会、ワークショップとかパネルディスカッションはOKなのに、なんで「セミナー」っていうワードだと構えちゃうのかな・・・

たぶん若かりし頃に社会問題化した「自己啓発セミナー」みたいなものが、私のなかで勝手なイメージを作っているのだと思います。

恥ずかしいクセや不安・悩みといったプライベートな部分を全部吐き出させられたり、自分がひたすらにダメだと詰められたり、何車線もある大通り向こう側から大声で「ありがとうございます」を連呼したり、無理難題に挑んだその場限りの「仲間」と泣きながら抱き合ったり、とまあそんなカンジ(笑)

参加してません。全部、体験者から聞いた話・・・

「自分探し」とか「自分らしさ」とは程遠い、お仕着せの「どんな試練にも耐えることができる抜け殻」を量産するような酷いセミナーが横行してたんです、昔は。帰ってきた人は一時的にやたらテンションが高くなったり、逆に悩みすぎて鬱になったり・・・。

そんな「理不尽に耐えたからこそ手に入る強さ」みたいなものを手に入れるのって、しんどそうやな~と思いながら敬遠し、ビビリな私は当然近づきもしませんでした。
「セミナー、怖ぇ~な~」って。


ところが、、、


いまいる「せれくと」はセミナーやってます!!
さあ、どうしましょ

でもご安心ください。

ぜんぜん理不尽じゃないし、頭ごなしに否定されることもなければ、肉体的に無茶なことを強要されることもない(かるくレクレーションレベルの運動を伴う場合はある)。ただ、めっちゃくちゃ頭は使いますし心が鍛錬されます。

理不尽な涙をわーわー流す場面はないけど、じんわり心に沁みて涙をそっと拭くみたいなシーンはあったりもします。


で、最近きづいたんです。


前述の昭和の自己啓発セミナーみたいなのヤツは「逃げ出せない環境」である種の洗脳を行なうわけです。ただ、そのセミナーが終わるとその「環境からは逃げ出せる」。

せれくと流は、特殊な環境に閉じ込められたりはないけども、自分を尊重してくれること、自己肯定感を引き出してくれること、自分の意思決定を重視してくれること、などが積みあがっていった結果「逆に(自分自身から)逃げ出せなく」なる。


どっちがキツイって、たぶん後者(笑)


誰のせいにもできない、ぜ~んぶが自分ごと。
真の「自分らしく」って修行しないと手に入らない大変な価値観なのだ~。


というわけで、

自分自身を深掘りしてみたい人。
自分の人生を俯瞰してみたい人。
自分の辿り着きたい未来を具体的にとらえ直したい人。

などなど、ぜひせれくとへご連絡ください。

優秀なファシリテーター陣がお待ちしております!!


本日はここまで!!
いつもお読みいただき、ありがとうございます!

(今回はがっつり宣伝したった~~~)


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