せれくとの思想には細かいところでちょいちょい驚かされます。
私がアルバイトとして通いはじめた最初の頃。
「みなさんの仕事の邪魔にならないように
手が空いたときでけっこうなので、いろいろと教えてください」
とお願いしたら「あのね、それって違うよ」と初めて怒られたんです。
※分かりやすく敢えて「怒られた」って書いたけど当時の私の感覚値。
諭された、説明してくれた、ってのが本当の姿です
私はその瞬間、てっきり「いろいろと教えてください」に対して
「甘えんなよ~」って指摘されるのだとばかり思ってました。
が、違いました。
「まず、そもそもなんだけど『手が空いたとき』とか無いから。
みんな忙しいし。 それは、まあ置いておくとして・・・」
本質はここからでした。
「きらっちに教えるって部分で、邪魔とか無いから!」
(そこ!?)
私は”それまでの私のフツーの感覚”をもとに”相手に気を使って”
「邪魔にならないように」と伝えたのですが、
そんな遠慮はいらない、というより「失礼だ!」というわけです。
「最初何もできない期間があるのは当たり前。
私たちがきらっちを迎えるという意思決定をした時点で
自分たちの仕事に『きらっちに伝える』という行(ぎょう)が増えるのは
当然踏まえているし、そこは採用する側の覚悟。
きらっちへの投資という大切な期間だし、
私たちにとっても価値ある経験の期間だから、
今後は『邪魔になる』とかは言わないで!」
いや~ビックリしました。その熱量。
覚悟って、重いわ~(^^;;;
でも腑に落ちてしまうと、すごくありがたいんです。
んでもって優しくて温かい。
そんなステキな会社に入ったんだけど、
つい先週「まだまだ『素』出してないな(笑)」と笑われたばかりの吉良。
なので、このエピソードをふと思い出したところです。
自分の限界を認めて、その先はチームに頼って一緒に成長する道を探ってもらう。
失敗しても困難にぶち当たっても、それを共有することがチームの資産。
個人事業主だった私がいま「チームで働くっていいな」って
魅了されている真っ最中です。
仕事に対しては厳しい。でも人に対してはとことん優しい。
せれくとってそんな、いいチーム(^^)
以上です♪
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