2020年7月11日土曜日

せれくと「基礎知識」その3


シリーズ・せれくと「基礎知識」
第3回目は「FAW(エフ・エー・ダブリュー)」です。

3文字がそれぞれ何を表しているのか説明していきますね。


F=Focus:焦点【他者には見えない聞こえない=伝わらない】
自分がいままさに考えていること、感じていること、伝えたいこと、ゆるぎない信念

A=Action:行動【他者に見える】
そのときに選択した、表情、態度、振舞い、実行(もしくは停止)、速度、力加減など

◇W=Word:言葉【他者に聞こえる】
そのときに選択した、単語、敬語か否か、難解な専門用語?、トーンや速さ、圧力など


いずれも自分と他者との接点(コミュニケーション)に生じている現象です。

これ、学んだときは
「なるほど、見える部分と見えない部分を意識しないとねー」
くらいの納得感でした。
でも、スルメじゃぁないけど噛めば噛むほど味わい深い「基礎知識」なんです。


当初の私の理解ではFはいわゆる一次感情でした。むき出しの喜怒哀楽。

  そのFをそのまんまAとWに直結すると相手が傷つくよ。
  だから深呼吸して、考えてからAとWを選ぼうね~


その次は伝達したい情報の正解としてのF。

  私は、あなたの言動をこのように受け取っていますが、
  本当に伝えたいこととズレは生じていませんか?
  認知誤差、ありませんか?


で、次の段階ではFは「素の自分」です。

  そのAとW、忖度してませんか? カッコつけてませんか?
  相手の期待や、他人が決めた正解に寄せていませんか?
  イヤ、ムリ、困った、助けて、を封印していませんか?


さらに時間軸を長めに取ると、Fは急に哲学的になる気がします

  あなたが他者に「そう見られる」ことがあなたが表現したいあなたですか?
  あなたが選んだAやWは、あなたが本当に望む未来に即したものですか?
  あなたが本当に得たい未来はそのAとWで実現できますか?



自分が発信者のときの視点ですら、こんな具合。

自分が受信者となったときは、もっと大変。
相手のFをきちんと受け止めるために何が必要なのか。

なんども確認? 質問攻め?
深掘りする? それとも黙ってそっと寄り添う?



そもそも相手が胸の内を明かしてくれる関係性はどうやって築くの?


噛めば噛むほど、迷宮入りしていきます(笑)



そんな私が今この基礎知識について言えることは

AとWは油断すると無意識が決定していることがあるので、
意識的に選択するように心掛けると、ちょっと違った視野が手に入る

ということ。

中途半端ではありますが、今日はここまで♪
今回もお読みいただきありがとうございます<(_ _)>


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