というわけで今日は、
吉良は前の仕事でどれくらい本気だっただろう? を振り返ってみます。
ま、分かりやすく言うと「手抜き、妥協」がなかったか? です。
まずは思いつく微妙な現象を羅列してみます。
・自分が現時点で出せるクオリティに自信がないけど
商品ニーズがあるとき(お客様が「美味しい」と喜ぶとき)は、
価格を下げるなどして、自分を納得させていた
【そもそもの技術力アップに力を注げていない】
・混雑してどんなにお待たせしても「きちんと作る」ことはこだわった。
オペレーションの遅い店であるという自覚があったので、
待たせたときこそ「きちんと作る」ことは常に意識していたし、
スタッフにも声掛けしていた。
【スピードアップの努力はしていない】
・自分がスタッフに伝えたいと思った時には、
お客様視点そっちのけで大きい声を出していた(晩年は減ったけど)
【自分のやりたいこと優先で、環境に対する影響に目がいっていない】
・お客様がとことん語りたいときは閉店時間を超過してでも付き合った
【よかれと思っての取り組みだが、仕事としてのケジメが不足】
こうやってみると、どこか言い訳をしつつ妥協してる姿が浮かび上がりますね。
はぁ~。
自分は十分に怠惰でズルくてヌルイ人間です。
品行方正で完璧な生き方なんて、できてません。認めます。
さて、せれくと。
せれくとだって、きっと最初からこんなチームだったわけじゃない。
「わけわかんない」と思ったメンバーは離脱していったし、
これからも離脱していくでしょう。
離脱していった人たちが不正解で「せれくと」が正解、ってこともない。
木元も「紆余曲折あって今を作り上げたしこれからも作り続ける」と公言しています。
みんなで試行錯誤しながら、いまが現在地なんです。
自分たちが目指した「究極の一点」を自分たちの旗として掲げただけ。
その旗が不正解だと思う人たちが世の中にいることも当たり前なんです。
ただ、ここは「せれくと」。
究極の一点の旗のもとに集まったメンバー全員の合意形成の上になりたつチームです。
そこにはビックリするくらい妥協がありません。本気で真面目なんです。
あとから加わった吉良と、せれくととあいだに乖離があるなら、
時間がかかっても私が追い付かなければならない。
もちろん私がもらたす新風も多少はあるでしょうが、
先行するメンバーが手間暇かけて作り上げた世界観がベースです。
そこに本気で真面目に、向かい合う。
怠惰でズルくてヌルイ人間にはなかなかのストレッチです。
でも(今のところ)みんなが温かく見守ってくれています。
ありがとうございます(^^)
「自分がぶらせたくない軸」とはなにか。
ここを譲ってしまったら自分が自分として顔をあげて生きていくのが
難しくなる、という「根幹=軸」はなにか。
それを問い続ける「覚悟」がはあるか。
うん。せれくとが日々突き付けてくるのは「覚悟」かもしれません。
なかなかハードなチームだわー
以上です♪
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